●スムーズな睡眠する入眠環境

入眠のとき生理的に良好な状態を保つためには、体温が下がって発汗作用を活発にするような環境をつくればよいのです。体内からの発汗作用をスムーズにするためには、入眠前に低い温度で入浴するかシャワーを浴びる、軽い飲酒や食事をとる、軽い体操などを行って血行を良くすることなどが有効です。高い温度の入浴やシャワー、多量の飲酒と食事、激しい体操などは、体の内部まで暖め、冷えるまで時間がかかり、スムーズに入眠できません。また、神経が興奮するため脳が睡眠状態に入りにくくなります。逆に発汗作用を抑える行動、たとえば体の表面を冷やしたりすると、やはり入眠しにくくなります。コーヒー、紅茶、緑茶などの刺激飲料は、少量でも入眠を妨げることがあります。
心理的な面からも脳の興奮状態を和らげることが必要です。しかし、ストレスや不安を取り除いて悩みを少なくする以外、今のところ対策はなさそうです。

●睡眠するための習慣

寝る前にある行動をする習慣をつけておけば、それを行うことで脳に眠る準備ができるため、スムーズに入眠できて睡眠効率が上がります。
習慣は、その人が育った環境が大きく作用するものです。睡眠環境が良く整えられていても、初めての部屋では落ち着きません。違った環境と体に慣れない寝具では不安を感じるものの、慣れた寝室と寝具ならば自然に安心感を与えてくれます。旅行にいく時は、毎日使っている枕を持参する人もいます。睡眠実験においても、最初の夜のデータは資料として用いません。睡眠は習慣に影響されるということを常に考慮しておく必要があります。

●睡眠中の最適な環境・・・

中途覚醒はレム睡眠のときによく起こります。中途覚醒を起こさないための環境条件としては、生理的にはトイレに行かないよう入眠前に水分の摂取をひかえること。心理的には、夢で目が覚めたりしないようストレスを取り除いておくことです。寝床内の環境条件を守るためにも、寝具は暑すぎたり寒すぎたりしないように適当なものを選ぶことが大切です。
寝室は、目を覚ますような刺激が突然入ってこない場所でなければなりません。また、中途覚醒が起きたときは、柔らかな光がないと不安になり、かえって目が覚めてしまいます。中途覚醒はその後の入眠をしにくくし、睡眠効率もより悪くなります。

●よい目覚め・起床の環境

自然に目が覚める前は、レム睡眠の状態になっています。また、脳と体が活動しやすいように体温は上昇していきます。起床時の環境は入眠時とは逆で、脳と体に刺激を与えるほうが良いのです。刺激をうけると、脳と体は早く活動態勢に入ることができます。したがって、起きたときは寝具から出てカ-テンや窓を開けて光を入れ、冷たい空気や水による刺激を受けるほうが良いのです。起床時の光の明るさは、2500~3000ルクス程度が良いとされています。



 

ライフスタイル

「女性向け添い寝サービス」が密かな人気! 

「女性向け添い寝サービス」が密かな人気。その実態を直撃取材

 先日、女子会で友人がふとつぶやいた。「ムラムラする時、どうしてる?」その日のメンバーは全員、彼氏なし。セフレなし。愛人なし。えげつない下ネタを平気で話す割には、実生活は女学生(もしくは妖精)のように清い私たち。それでも無性にひと肌が恋しくなる夜もある。だって30代の女のコだもん。

 男はいいよなぁ。その辺でナンパするとか、風俗へ行くとか、いろいろ選択肢があるもんなぁ。女はつらいよ。そう思っていた時、たまたま見つけた。“添い寝して行う、新感覚の女性向けカウンセリングサービス”。これはもしや、女性向け風俗……? でもカウンセリングって何……? 「ヒメシエスタ」というサロンに問い合わせたところ、男性スタッフに会って話を聞くことができた。

女性向け風俗なのか? スタッフを直撃

 待ち合わせのカフェへ行くと、スーツ姿の爽やかな青年がコーヒーを飲んでいた。30代半ば、元大手企業社員のリョウさん。物腰やわらかく、「なんでも聞いてください」と言われたので、単刀直入に「添い寝って、風俗なんじゃないですか?」と聞いた。

「そういう捉え方で利用されるお客様もいるし、そうでない方もいる」とのこと。基本的に、サービスはホテルの部屋で行われる。ホテルと言ったらやることは一つ……と思いきや、そうではないという。ただソファに座って話を聞いてほしい人もいれば、一緒にベッドで眠りたいという人もいる。ベッドではどこまで? A? B? それともC……? 前のめりになる記者に、リョウさんは説明してくれた。「お客様一人一人のご希望に沿ったサービスをします」。申込みフォームにも希望を書く欄があるが、実際に会ってからのコミュニケーションやスキンシップを通して、熟練の男性スタッフが「この女性はこうすればきっと満たされる」と思うサービスを行うという。

「恋愛感情にフタをして仕事に集中したかった」

 後日、実際にこのサービスを利用している女性に会わせてもらった。システムエンジニアのA子さん(29歳)は昨年末に初めて申し込んでから、月1回のペースでこれまでに4回利用しているそう。知的な印象のたおやか美女で、わざわざお金を払わなくても、さぞかしおモテになるのでは? と聞くと、やはり男性から誘われることがよくあるという。男性の多い職場で、どうやらマドンナ的存在のようだ。

 しかし、「職場の男性を時として恋愛対象に見てしまう自分がイヤで仕方なかった」と話すA子さん。結婚願望のない彼女は、恋愛感情にはフタをして、とにかく仕事に集中したい。どうしても同僚を異性として見てしまう時があり、レディースコミックを読んだり、アダルトサイトを覗いたりして、気を紛らわせていた時期もあった。

 それでもモヤモヤが消えず、このサービスに相談メールを送った。初めてリョウさんに会った日は、カフェで4時間話し込んだという。誰にも言えなかった悩みをすべて打ち明けると、急に心が軽くなり、身も心もリョウさんに委ねたいと思ったそうだ。

 サービスを利用するようになって、A子さんの中で大きな変化があった。“執着心”がなくなったのだという。仕事に集中したいのに、恋愛感情や性欲はジャマ。周りはみんな自由に恋愛を楽しんでいるのに、自分だけが一人で葛藤していると思うと孤独を感じる。そういった複雑なモヤモヤが消えたとか。

 結果、職場の男性を意識することがなくなり、仕事に全神経を集中できるようになったと喜ぶA子さん。もともとは恋愛体質で惚れっぽいと話していたが、リョウさんに気持ちが向くことはないのだろうか? 「今のところはないです。でも今後はあるかも知れない。この4か月間で自分の中に変化が起きたように、これからもいろいろな変化があるのかなと思う。そう考えるとワクワクするんです」と目を輝かせていた。

 肌を重ねるというのは、女性にとってもの凄くデリケートなこと。お金で簡単に割り切れるものなのだろうか? リョウさんに聞くと、「一見、ホストクラブと似ているようですが、お客様が求めているものが全く違うんです。ホストクラブが刺激なら、ヒメシエスタは癒し。“性のカウンセリングサービス”です。お客様の多くが、A子さんのように切迫した悩みを抱えています。真剣に話を聞いたり、体で癒したりすることで、お客様の心と体が少しでも楽になれば」と話してくれた。

 お金を払って時間制で男性とホテルへ。それはイコール、風俗なのではと思っていた。しかしその実態は、風俗というより“クリニック”に近いのかも知れない。性について悩んだ時、解決方法はいくつかある。その選択肢の一つとしてこういったサービスがあるのではないだろうか。

●スピリチュアルヒーリング無料体験できる睡眠する入眠環境

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